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SRTに乗ってみた

 名古屋で今年2月から運行を始めた SRT(Smart Roadway Transit)に乗ってみました。連結バスと呼ばれる2台のバスがつながったような構造で、全長は18m、定員は122名。ベンツ社製の洗練されたデザインで、1度に大量の乗客を輸送することができます。

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 連結バスは世界的に広く導入されていますが、日本では道路運送法の制約があり、全長12m以上の特殊車両になるため、国土交通省の特別な許可がおりた道路での運行に限定されています。現在は名古屋駅と栄駅間のルートで、広小路通りを中心に運行されています。

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<運行経路>

 SRTには3つの乗降口があり、料金は市バスと同じ料金で前払い制です。乗降口には下記のような端末が設置されています。manacaなどの交通系ICは、一番下の端末にタッチします。現金の場合は 一番前の運転手横の乗降口のみ支払いが可能です。

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<乗降口の端末>

 市バスとの違いはクレカなどのタッチ決済に対応していることです。タッチ決済はアジア大会など国際的なイベントが予定されている中で、交通系ICを持たない外国人旅行者などの利便性を考慮したためです。またSRTの1日乗車券や中部電力ミライタワーの入場券とのセットになったデジタルチケットにも対応できるようになっています。

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<SRTの乗り方>

 SRTは名古屋市が主体になって開発した交通システムですが、運用は名鉄に委託しているので、敬老パスは事前チャージが必要で、デジタルチケットも名鉄の公式アプリCentXからの購入となります。

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<名古屋市と名鉄バスが協力>

  座席は前車室が18席、後車室が17席と少な目で立ち席が多い印象ですが、前車室にはカウンター、後車室には机を挟んだ対面席など、ユニークな座席レイアウトになっています。

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<カウンター>

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<机を挟んだ対面席>

 SRTの特長は、トヨタ紡織が開発したMoox-RIDEと呼ばれる透明のディスプレイを窓に設置していることです。このディスプレイは様々なデジタルコンテンツが表示できるようになっていて、運行案内や名古屋の観光情報、協賛会社の広告などの表示に活用されていました。

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<デイスプレイに表示された名古屋メシ>

 SRTは単なる移動手段だけでなく、地上の景色やデジタルコンテンツを楽しみながら移動するという未来先取りの交通システムで、名古屋市は都心部の回遊性や地上のにぎわいの拡大を狙いにしているようです。

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<車内の様子>

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<車内からの景色>

 運行は金~月・祝日の9時~17時台で、1時間に1便程度の運行です。

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by haru_tsuji | 2026-06-05 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)