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やなせたかしと三越展

 NHKの朝ドラ「あんぱん」が いよいよ フィナーレを迎えます。これを記念して名古屋栄三越店の3階催事場で「やなせたかしと三越」展が9月29日まで開かれています。多くの人が訪れていますが、特に女性客や子供ずれが多い印象でした。

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 ドラマの中でも描かれましたが、やなせは高知新聞社を退職した後上京し、三越に就職しました。三越では宣伝部に配属となり、三越のオリジナル包装紙の誕生などに携わりました。包装紙に筆記体で「mitsukoshi」と書かれたロゴは、やなせの自筆とのことです。

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<三越のオリジナル包装紙>

 三越では三越劇場のポスターや社内報「金字塔」に挿絵や連載マンガ「みつ子さん」などを掲載。宣伝部員として活躍しました。

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<やなせが手掛けた三越劇場のポスター>

 この展示会では、やなせたかしの生涯も紹介されていていています。マンガ家としてだけでなく、詩人・エッセイストとして詩集を出版したり、有名な童謡「手のひらを太陽に」の作詞を行うなど、多彩な才能を発揮しました。

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<やなせたかしの年表>

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<やなせたかしの詩>

 晩年絵本「やさしいライオン」や「あんぱんまん」などを出版し、マンガ家としての地位を確立ました。この展示会では展示だけでなく、実際に絵本を手に取って子供たちが楽しめるコーナーも作られていました。

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<やさしいライオンとあんぱんまん>

 やなせたかしの故郷高知には「やなせたかし記念館」などゆかりの施設がたくさんあるそうですが、そういった施設の紹介も行われていました。

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<やなせたかし記念館など>

 なおこの展示会はNHKともタイアップしていて、会場には朝ドラコーナーも作られ、衣装や台本などの展示も行われていました。

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<NHK「あんぱん」コーナー>


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by haru_tsuji | 2025-09-25 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)