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南極への道/名古屋港水族館

 今回は名古屋港の代表的な観光スポットである「名古屋港水族館」を紹介します。以前ナイトアクアリュームというテーマで紹介したことがありますが、人気のイルカショーが行われる北館中心の紹介でしたので、今回はいろいろなテーマエリアに分かれていて見どころ満載の南館を中心に紹介します。

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<北館のイルカショー>

 南館は「南極への道」というテーマで、名古屋港ガーデンふ頭に係留されている南極観測船ふじが、かつて南極に向かった時のコースをたどり、「日本の海」「深海ギャラリー」「赤道の海」「オーストラリアの水辺」「南極の海」というエリアで構成されています。

 「日本の海」には黒潮大水槽という巨大な水槽があります。日本近海に生息する様々な回遊魚が飼育されていますが、このエリア最大の見所は、35000匹のマイワシのトルネードです。マワシの群れが餌を求めて舞い泳ぐ姿はとても幻想的です。

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<マイワシのトルネード>

 「深海ギャラリー」は神秘的なエリアです。大きなタカアシガニや深海魚が見れる他、深海調査の歴史などの展示や奇妙な昔の潜水服の展示などもあります。

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<タカアシガニ>

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<昔の潜水服>

 「赤道の海」は珊瑚礁の中をカラフルな熱帯魚が泳ぐとても美しいエリアです。下記写真は珊瑚礁の砂に生息し、砂の中から出たり入ったりするユーモラスな動きをするチンアナゴです。

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<赤道の海>

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<チンアナゴ>

 名古屋港水族は世界で初めてアカウミガメの繁殖に成功しました。1988年には タイマイの繁殖にも成功しており、ふ化したばかりのウミガメの赤ちゃんも子供たちに人気です。

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<アカウミガメの繁殖>

 「オーストラリアの水辺」エリアには、ブタバナガメやオーストラリアハイギョなど珍しい生き物が生息する亜熱帯の水辺が再現されています。

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<オーストラリアの水辺>

 名古屋港水族館の特徴の一つは「南極の海」エリアの展示です。世界で初めてナンキョクオキアミの常設ステージに成功しました。また名古屋港水族館には南極のシンボルペンギン水槽があり、4種類のペンギンを飼育しています。一番大きなコウテイペンギンに会えるのは日本で2施設だけだそうです。

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<ナンキョクオキアミ>

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<ペンギン水槽>

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by haru_tsuji | 2025-09-20 06:00 | 港区・中川区 | Comments(0)