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名古屋城・西南隅櫓 特別公開

 3月20日から始まった名古屋城春祭りのイベント企画の一つとして、普段は非公開となっている西南隅櫓(せいなんすみやぐら)が期間限定で公開されています。

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<南西隅櫓>

 西南隅櫓は3つある名古屋城隅櫓の一つで、重要文化財に指定されています。天守閣のミニチュア版といった感じの建物ですが、役割はとても重要で、攻めてくる敵の動きを監視したり、防戦したりする役割があり食料や武器を保管する用途にも使われました。外からは二重に見えますが 内部は三階構造の二重三階です。本丸の外側 西、南の2方向に落狭間(石落とし)があります。

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 この隅櫓は1891年の濃尾地震で、石垣とともに崩壊してしまいました。それから32年後の大正12年に当時 管理していた宮内省が修理を行いました。そのため 鬼瓦や花瓦には徳川の葵紋ではなく、皇室の菊の紋が入っています。

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<菊の紋が入った瓦>

 公開日は3月22日から30日、4月28日から5月6日で最終入館は16時です。隅櫓は一度に入場できる人数が制限されているため、土日には入場にかなり時間がかかりました。

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<入場を待つ列>

 隅櫓の内部は 板張りの部屋で窓ぎわをぐるりと廊下で取り囲むような構造になっています。階段は幅が狭くとても急峻です。窓は一部の明かり取りはあるものの、堀側にある多くの窓は外側からの射撃を防ぐために縦格子がはめ込まれ、耐火性を高めるため漆喰塗りされています。窓が小さく、昼間でも内部はとても薄暗い環境です。

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<隅櫓内部>

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 用度品は特になく、最上階に唯一置かれていたのが 城主が遠くを眺めるための御窓台で説明文によると天守閣にも備え付けられていたそうです。

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<御窓台>

 現在天守閣は公開されていませんが、創建当時の天守閣もこの隅櫓と似たような作りになっているのかなと思いました。

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<西の丸、正門方面の景観>

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<北側の窓から見た天守閣>

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by haru_tsuji | 2025-03-25 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)