2025年 03月 20日
天白区にある考古博物館/荒木集成館
荒木集成館は天白区にある考古博物館です。常設展示場(2階)では 博物館の名前のもとになっている 荒木実氏が発掘調査した土器や須恵器などが展示されています。特別展示室(1階)もあり、年3回展示内容を変えながら様々なジャンルの展示を行っています。
1952年中学教師だった荒木実は、千種区日和田町で生徒の一人が拾った土器のかけらをきっかけに、考古学の研究を始めました。千種区、昭和区あたりには古い窯跡が広く分布しており、「東山古窯址群」と呼ばれています。古窯址群の始まりは古墳時代後期で、山の斜面にトンネル(登窯)を作り、ろくろで整形した茶碗や皿などを並べて焼いていました。窯の火力が高かったため、従来の土器より薄くて硬い質の良い焼き物(須恵器)が作れるようになりました。
荒木は数多くの遺跡の発掘調査をなどに参加し 1970年千種区大島町に荒木集成館を開設。1978年には現在の場所に移りました。
展示は東山古窯址群の出土品が中心ですが、時代背景を説明するため、旧石器時代 縄文時代 弥生時代 古墳時代の遺物も展示されています。また荒木集成館に近い天白区鴻ノ巣古窯、緑区熊ノ前古窯などの出土品も紹介しています。
特別展示では現在「東海化石研究会」の「化石ハンターの冒険:中国古代奇跡への足跡」という展示が4月6日まで行われています。内モンゴルを始め、中国各地で収集した恐竜の化石が展示されています。現在中国では化石の輸出規制が行われていて、展示品は規制以前の収集品で、とても貴重なものだとのことです。
荒木集成館の開館日は、金・土・日曜日で、年末年始と夏季(8月)は休館です。
by haru_tsuji
| 2025-03-20 06:00
| 南区・天白区・瑞穂区
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