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植物園内にある武家屋敷門

 東山植物園内に武家屋敷門が建っています。この門はもともと地下鉄車道駅の西、東区筒井2丁目付近にあった尾張藩士兼松家の屋敷門で、昭和42年5月に名古屋市に寄付され、同年10月に東山植物園に移築、11月から一般公開されました。

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<武家屋敷門>

 この門は高さ4.7m、幅12.5m、奥行き3.7mで、建造は江戸末期と言われています。特長的なのは、扉の左右に長屋と呼ばれる部屋があることで、この部屋には警備担当者が駐在していました。部屋には出格子窓と武者窓があり、扉は二枚扉で、左側には脇入口があります。屋根は寄棟造の桟瓦葺の格調高い造りになっています。

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<出格子窓と武者窓>

 門を所有していた兼松家は中世から続く武家で、戦国時代には清洲に拠点を置く斯波家に仕えていました。兼松家で最も活躍したのが、兼松正吉(まさよし)で織田信長に仕え、本能寺の変後は、信長の子信雄、更に豊臣秀吉に仕えました。関ヶ原の戦いでは東軍として従軍し、その後は家康の四男で清洲城主松平忠吉に仕え、知行2600石を得ました。忠吉死後、家康の命により尾張藩初代藩主徳川義直に仕える事になり、尾張藩士となりました。

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<武家屋敷門の表札>

 兼松正吉の肖像画なと兼松家の家宝が現存していますが、寄贈されて現在は中村公園内にある名古屋市秀吉清正博物館で所蔵しているそうです。

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by haru_tsuji | 2024-09-15 06:00 | 千種区・名東区・守山区 | Comments(0)