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地元のミニシアターが舞台/シネマスコーレで上映中「青春ジャック」

 シネマスコーレは1983年に名古屋駅西口近くでオープンした老舗のミニシアターです。映画監督の若松孝二が「映画の学校」(スコーレはラテン語で学校という意味)として設立したこの劇場は、今年で設立40周年を迎えました。今回紹介するのは、このシネマスコーレが誕生した当時を描いた映画「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」です。全編登場人物は実名で、ロケももちろんシネマスコーレ周辺で行われました。

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<シネマスコーレは名古屋駅西口のエスカ近くです。>

 この映画は来年3月16日(土)に全国で公開されますが、お膝元のシネマスコーレでは、12月9日(土)~15日(金)まで先行上映されています。監督は犬山出身で、この映画にも実名で登場する井上淳一監督です。

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<シネマスコーレ入口付近>

 この作品は、東京の文芸坐で勤めていた木全(きまた:東出昌大)が結婚を機に故郷の名古屋に戻ってきたところ、映画監督の若松(井浦新)から「名古屋にシネマスコーレという自前の映画館を作りたいので、運営をやってくれないか」と頼まれるところから始まります。当時はレンタルビデオがブームで、映画館の経営は困難をきわめますが、木全は持ち前の明るさでなんとか経営危機を乗り越えていきます。そんな中浪人生で、バイトとしてシネーマスコーレに入り浸っていた井上(杉田雷麟)が、突然若松監督に弟子入りしたいと言い出します。結局大学入学後、若松プロに入社した井上に、以前学んでいた河合塾から、入塾式で上映するPRビデオの製作依頼が舞い込みます。ここからはまさに映画の学校。若松監督に叱責されながら、井上が初めての映画作りに奮闘するというストーリーです。

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<青春ジャック 止められるか、俺たちを2>

 上映後予定になかった井上監督の舞台挨拶がありました。井上監督曰く、この映画は以前製作した若松プロ発足時の黎明期を描いた前作の続編で、シネマスコーレを舞台にしたいというオファーがあり引き受けましたが、木全支配人は温厚な方で、ドラマになるようエピソードが少なかったので、結局若松監督と自分の映画作りの話が中心となってしまったと苦笑されていました。また現在名古屋でも、名演小劇場やシネマテークの閉鎖などミニシアターの苦戦が続いているので、是非口コミでミニシアターの魅力を広めて、一人でも多くの人に見に来て欲しいとも語っていました。

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by haru_tsuji | 2023-12-14 11:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)