2023年 11月 05日
発掘調査で新発見がぞくぞく!/大高城跡
大高城跡で名古屋市教育委員会による初めての発掘調査が行われ、戦国時代の土器などの新発見があったそうです。これら出土品の特別展示会が、10月28、29の2日間イオンモール大高で行われました。

<知多郡大高村古城絵図で描かれている大高城>

調査が行われたのは令和2~4年で、まず地中レーダー探査が行われ、令和3年と4年の2回発掘調査が行われました。発掘が行われた場所は、本丸があったとされる場所とその南側で、知多郡大高村古城絵図(江戸時代前期に書かれた古文書)に描かれていて現在は存在しない堀があったとされる場所です。
発掘調査の結果本丸は白い土で大規模に整地されていたこと、本丸南側には幅約15m、深さ約4mの大堀が掘られていたことなどが分かりました。
堀を埋めていた土からは15世紀後半から16世紀前半のものと考えられる土器などが出土しました。桶狭間の戦いが1560年(16世紀後半)ですので、これらの出土品は、桶狭間の戦い以前に大高城を支配していた花井氏や水野氏といった豪族が使っていた物であろうと推定されています。
出土品①:
(右上)水滴(硯に水を指す器)
(下、左から)瓶子(酒器として使われた壺)、常滑製品 甕、土師器 皿
出土品②:
(上、左から)すり鉢、天目茶碗、徳利
(下)笄(こうがい)
「笄」は武士が髷(まげ)を作るときに使う結髪用具で、刀のさやに収めて持ち歩いていたそうです。
なお発掘の詳細は名古屋市教育委員会で調査報告書を作成するそうで、出土品の展示などについては今後検討していくとのことです。
by haru_tsuji
| 2023-11-05 06:00
| 緑区
|
Comments(0)





