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多文化共生の拠点/名古屋国際センター

 名古屋には86,000人余りの外国人の方々が居住していて、市内人口の3.6%を占めています。外国人人口は年々増加していて、10年前と比較すると31%も増えているそうです。また国籍や文化も様々であることから、お互いの文化を認め合い、ともに支えあう環境が重要です。

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 名古屋国際センター(Nagoya International Center 略称:NIC)は、1984年に作られた中村区にある名古屋市の公的な施設で、こうした外国人との国際的な多文化共生活動の拠点となっています。今回はNICの概要について紹介してみたいと思います。

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<名古屋国際センター(NIC)>

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<NICの概要>

 NICでは外国人の住民が暮らしの中で日々遭遇する問題に対応するために多言語(日本語、英語、中国語、ハングル、ポルトガル語、スペイン語、フィリピノ語、ベトナム語、ネパール語、インドネシア語、タイ語)による各種の情報提供や相談業務を行っています。またNICで集めた情報はSNSなどにより多言語で発信しています。

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<多言語による外国人へのサポート>

 NICには、だれでも利用できるライブラリーがあり、世界を紹介した書籍や、日本マンガの外国語訳、世界各国の絵本など約28,000冊の書籍・資料がそろっていて貸し出しも行っているそうです。また外国人を対象とした防災や健康相談、日本語教育などをキーワードとした様々な講習会・講座・研修を行っており、外国人と住民の交流イベントも行っています。NICでは多文化共生を形成するためボランティア登録制度を運営していて、日本語講座、ライブラリーやカウンターにおける窓口対応など多くの事業がボランティアによって支えられてます。

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<NICの活動内容>

 NICでは、外国人支援だけでなく、貧困・環境・難民など地球規模の課題を市民が認識するための活動として、在住の外国人講師によるワークショップや講演なども行っています。更には国際協力活動として、発展途上国の教育を支援する書き損じはがきキャンペーンなども行っているそうです。

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  NICは地下鉄国際センター駅と直結した26階建てのビルの中(2階から5階)にあり、情報サービスコーナーやライブラリーは3階です。研修室や会議室、別棟の多目的ホールなどもあります。国際センタービルの上層階はテナント用のオフィスフロアーです。

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by haru_tsuji | 2023-09-10 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)