2022年 12月 25日
工場夜景が有名/四日市港
四日市港は幕末から明治初期にかけて伊勢湾内における最大の商業港で、名古屋港が開港する明治40年(1907)までは、中京圏における物資輸送の中心地でした。また明治3年には四日市~東京間で初めて定期航路も開通し、旅客輸送でも盛況をきわめました。

四日市港発展の貢献者は廻船問屋だった稲葉三右衛門で、1854年の大地震により水深が低くなっていまい、満潮時にしか船が入港できなくなっていた四日市港に、莫大な私財を投じて11年に及ぶ改修工事を行いました。また木曽三川の分流工事を指揮したヨハニス・デ・レーケは最新の土木技術を導入し、四日市港の拡張計画や潮吹き防波堤の設計などを行いました。この防波堤は現在重要文化財に指定されています。また明治32年には開港場に指定され、国際貿易港として第一歩をしるしました。
開港当初は、食料品や肥料が中心でしたが、その後は綿花の輸入港として繁栄しました。戦後は石油コンビナートが誕生し石油やLNG(液化天然ガス)の輸入が増えました。

<四日市港の石油コンビナート>
四日市はコンビナートを擁する産業の街として発展しました。公害問題も発生しましたが、市民・事業者・行政の懸命な努力で克服し、近年ではコンビナートの幻想的な夜景でも注目されるようになり、平成22年(2010)からは四日市コンビナート夜景クルーズも行われるようになり、観光面でも注目が集まっています。
四日市港では毎金・土曜日に夜景クルーズを運行しています。また四日市ポートビル14階の展望室「うみてらす14」からも夜景を一望できます。なおうみてらす14の営業時間は平日は17時まで、土日祝日は21時までです。
by haru_tsuji
| 2022-12-25 06:00
| 県外(中部)
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