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なごや生物多様性センターまつり

 2010年名古屋で開かれたCOP10(第10回生物多様性条約締約国会議)を契機として、身近な自然の保全に取り組む地域活動が活発に行われるようになりました。なごや生物多様性センターはCOP10の理念や成果を継承するため名古屋市が2011年設立した施設で、名古屋の生き物に関する情報を収集・発信するとともに、市民、専門家、行政が協業で身近な自然の調査・保全活動などを行っています。

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<なごや生物多様性センター>

 「なごや生物多様性センターまつり」は毎年この時期に行われる恒例のイベントで、今年は10月29日に行われました。生物多様性に関連する市民団体や教育機関、行政などが集結し、日ごろの活動報告や展示などが行われました。

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 このまつりでは、会場の中心にステージが作られ、基調講演が行われていました。藤前干潟の取り組みや中・高生の生物科学による成果発表なども行われましたが、鉄崎幹人さんという方の「なごやの生き物トーク」という話がとても面白かったので、少し紹介したいと思います。鉄崎幹人さんは名古屋市出身のアウトドアタレントで、生物学にとても明るい方です。

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<鉄崎幹人さんの講演>

 鉄崎さんの講演は、環境と生物のつながりについてで、例えば暑さに強いクマゼミの生息数が地球温暖化に関係しているとか、カメは温暖化が進むとメスが生まれる確率が高まるという話などがありました。またこの地方には東谷山にリス、ムササビなどが生息し、伊勢湾にはスナメリ(クジラの仲間・絶滅危惧種)も生息しています。山崎川で毎年7月に行われる生き物調査ではアユなども見つかるなど、名古屋には豊かな自然がまだ残されているそうです。ただ三河湾のアサリの収穫量の減少など、環境保全活動は十分とは言えず、外来種の増加など課題点もまだまだ多いとのことです。

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<目指すべきは、きれいで、(しかも)豊かな海>

 このまつりでは、36の出品者がテントをはってそれぞれ思い思いの展示を行っていました。展示内容は生物多様性が共通のコンセプトで、アメリカザリガニに直接触れたり、顕微鏡でミジンコを観察したり、実物のミツバチの巣を手に触れる形で展示したり、スナメリの骨格模型を触ったりできるなど 子供たちが生物多様性を直接体感できるような内容が多かったと思います。また藤前干潟を守る会のブースでは、干潟で拾ったプラスチックゴミを展示したり、環境企画部のブースでは商品に付けられている環境マークのPRなど、生物についてだけでなく、環境保護の展示などもありました。

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<各団体の展示ブース>

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<ザリガニとの触れ合い>

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<環境ラベル:(FSC森林認証マーク・MSC海のエコラベル・国際フェアトレード認証マーク)知ってますか?>

 なお「なごや生物多様性センター」は、地下鉄塩釜口駅から徒歩5分で、天白環境事務所南隣にあります。

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by haru_tsuji | 2022-11-05 06:00 | 南区・天白区・瑞穂区 | Comments(0)