2022年 03月 05日
「奇跡の一本松」と陸前高田市まるごと支援
震災直後陸前高田市は庁舎が全壊し、職員の1/4が被災するなど市役所が機能不全に陥る状態となりました。未曾有の大災害により困難を極めていた陸前高田市に救いの手を差し伸べたのが名古屋市で、震災翌年度には、33のポストに延べ144人の職員が陸前高田市に支援のため派遣されました。これを「行政まるごと支援」と言います。その後も陸前高田市に対する行政支援や市民交流などが続き、2014年には国内の自治体としては初めて「友好都市協定」を締結し、両市の絆が一層深まりました。
一方震災後に残った奇跡の一本松は、翌年枯死が確認されましたが、現地での人工的な保存とともに、採取した種や枝の接ぎ木による後継樹の育成を開始しました。200本ほどの育成に挑戦した結果、7本だけが育ち、2021年3月にそのうちの一本が、両市友好の証しとして名古屋に送られました。送られた「奇跡の一本松」後継樹は東山植物園の温室横に植樹され、一体を「きずなの広場」として整備しました。ここには、案内板の他、実物の1/20のレプリカも設置されています。
また名古屋市は3月23日を「絆の日」として定めています。この日は震災直後最初に名古屋市職職員が陸前高田市を訪問した日で、東山動植物園に一本松の後継樹が植樹された日でもあります。このため当日東山動植物園では、一本松後継樹のライトアップの他各種記念イベントが行われます。また港区の防災センターでも、「陸前高田市との交流・絆の日」企画展が5月8日まで開かれています。
by haru_tsuji
| 2022-03-05 06:00
| 千種区・名東区・守山区
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