2021年 12月 25日
名古屋港の産業遺産 船見閘門
名古屋は木材の集積地としての歴史は古く、名古屋城築城時には、木曽の桧など築城資材が堀川などの水路により盛んに運ばれました。このころ作られたのが以前このブログでも紹介した「白鳥貯木場」です。貯木場は木材を保管する場所を言いますが、虫害や乾燥防止のため、水に木材を浮かべて保管する方法が一般的でした。明治以降も名古屋の木材産業は発展し、新たな貯木場も周辺に数多く建設されました。
昭和になると合板産業が発展し輸入木材が急増して名古屋港の港内にも貯木場が作られるようになりました。昭和2年名古屋港東の船見町8号地に当時日本一の貯木場が整備されることになり、貯木場の西側と北側に名古屋港とつながる水路が作られ、それぞれの水路に開閉式の閘門(こうもん)が建設されました。閘門は潮の満ち引きにより、貯蔵している木材が海に流出することを防止するための水門で、モータでワイアーを巻き取ることによりゲートが開閉する仕組みでした。
by haru_tsuji
| 2021-12-25 06:00
| 港区・中川区
|
Comments(2)





