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名古屋発!世界に誇るロケット技術

名古屋市科学館の前に巨大な宇宙ロケットが展示されています。このロケットは、HⅡBという液体燃料を使った2段式無人ロケットで、国際宇宙ステーション(ISS)に水や食料などを運ぶために作られたものです。ここで展示されているのは、実際に打ち上げられたロケットと同じ構造の試験機で、実機に近く間近で本物のロケットの迫力を感じることができます。このロケットは2020年までに9号機まで作られ、種子島宇宙センターで打ち上げが行われました。


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展示機の全長は実機より少し短い50m。先端部はフェアリングと呼ばれるカバー構造で、「こうのとり」と命名された日本製の宇宙船補給機(HTV)が中に格納できるようになっています。宇宙空間でフェアリングが分離され、「こうのとり」が飛び出して国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングします。「こうのとり」は6.5トンの輸送能力があり、ISSに作られている日本製宇宙実験施設「きぼう」に数々の実験装置も運びました。

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ロケットと一緒に日本製宇宙実験施設「きぼう」の船内実験室も展示されています。


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とこで何故名古屋市科学館に宇宙ロケットなのでしょうか?日本製宇宙ロケットは、これまでJAXA(宇宙航空研究開発機構)と三菱重工が共同開発してきました。開発の一翼をになう三菱重工のおひざ元がここ名古屋なのです。


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今年4月23日、宇宙飛行士の星出彰彦さんを乗せたスペースX社の民間宇宙船「クルードラゴン」がフロリダ州のケネディ―宇宙センターから打ち上げられました。今年は民間宇宙ビジネス元年とも呼ばれ、民間によるロケット開発競争が激しくなっているそうです。日本でもHⅡBに次ぐ次世代のH3ロケットの開発が進められていますが、コストや機能で国際競争力を実現するため、H3ロケットでは、初めて三菱重工が、設計・開発で主体的な役割を担うのだそうです。

三菱重工にもいろいろな部門がありますが、ロケット開発は名古屋航空宇宙システム製作所という部門を中心に進められてます。エンジンや燃料タンクなどが名古屋港周辺の部品工場で作られ、組み立て工場の飛島工場で、ロケットとして組み立てられます。完成したロケットは、専用コンテナに積み込まれ、船で名古屋港から発射台のある種子島宇宙センターに送られます。H3ロケットは今年度中に打ち上げられる予定で、今後名古屋が世界の宇宙ビジネスをリードしていく街になるかもしれません。


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by haru_tsuji | 2021-05-15 06:00 | 名古屋市内(その他) | Comments(0)