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鶴舞公園にあった動物園

明治23年動物商だった今泉七五郎さんが私設の動植物園(浪越教育動植物苑)を開設したのが名古屋における動物園の始まりだと言われています。動物園は上前津にあり、後に大須門前町に移転されましたが、動物の見世物小屋として結構賑わっていたそうです。大正時代になって、周囲から悪臭の苦情があったことや、後継者がいなかったことから、今泉氏は所有するすべての動物を名古屋市に寄付します。

一方名古屋市でも市営動物園建設の機運が高まり、大正七年今泉氏から譲り受けた動物をもとに「名古屋市立鶴舞公園付属動物園」をオープンさせました。開園後にはゾウやライオンなども購入し徐々に動物の種類も増加。大正12年には市電が延長され「動物園前」という電停もできたことから、入園者数も更に増えます。昭和3年には鶴舞公園で、名古屋博覧会が開かれ、付属動物園も会場の一部となり大変賑わいました。

昭和4年に名古屋市立動物園と改称、飼育動物250種、800頭の大きな動物園となりましたが敷地が狭く手狭になってきたため、東山へ移転することとなりました。昭和12年1月に移転が開始。翌2月には19年間続いた名古屋市立動物園は閉鎖されました。現在昔の面影はほとんど残っていませんが、鶴舞公園内に当時の動物園通用門の門柱2基がひっそりと残されています。




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名古屋市立鶴舞公園付属動物園の賑わい

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名古屋市立鶴舞公園付属動物園は白線で示した場所にあり、ウナギの寝床のような形をしていました。黄色で示した所に門柱が残っています。


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by haru_tsuji | 2021-01-24 06:51 | 熱田区・昭和区 | Comments(0)