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再生可能エネルギーの時代へ!

アメリカ大統領選挙で新しい政権が誕生し多くの政策が変更されそうです。中でも大きく変わるのが地球環境問題です。石油・石炭などの業界を擁護するトランプ大統領は、パリ協定(CO₂の排出を規制する国際的な気候変動の枠組み)から離脱しましたが、バイデン氏は大統領就任初日に即刻復帰すると宣言しました。また2035年までに電力発電による温室効果ガスの放出をゼロにするとも言っています。

東日本大震災で火力発電の比重が高まった日本は、昨年のCOP25という国際会議で「化石賞」という地球温暖化に後ろ向きな国が受賞する不名誉な賞を受賞しましたが、新しい菅政権では、2050年までにCO₂などの温室効果ガスの排出を実質ゼロにすると表明するなど、アメリカと同様温暖化対策への取り組みをこれから強化しようとしています。

発電電力に対する再エネ(再生可能エネルギー)の比率は、世界的にも日本はまだまだ低い数字ですが、再エネの主力である太陽光発電では、「ペロブスカイト型太陽電池」という日本発の高効率・低コストの技術が開発され、太陽光発電の弱点とされる天気や季節による発電量の変動も、電気自動車との組み合わせによる蓄電化が進めば、太陽光発電の普及が今後一層進むのではないかと期待されます。

名古屋市でも「低炭素都市2050なごや戦略」を作成し温室効果ガス削減の取り組みを行っています。緑区の大清水処分場でも太陽光発電設備(太陽光パネルを3,542枚を設置し234世帯分の電力を供給)が設置され、CO₂の削減が進められています。



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緑区にも増えてきた充電スタンド

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                                  <アピタ鳴海店にて>





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by haru_tsuji | 2020-11-25 07:15 | 緑区 | Comments(0)