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とまと記念館・カゴメ記念館

東海市は「カゴメ株式会社」が生まれた町として知られています。カゴメはトマト王と呼ばれる蟹江一太郎により創業されました。一太郎は現在の東海市名和町の生まれで、農家の長男でした。3年間の兵役を務めた後、上官の勧めで1899年西洋野菜の栽培に着手しましたが、トマトが全く売れなかったため、トマトの加工を始めました。当時は輸入品しかなかったトマトソース(現在のトマトピューレ)、トマトケチャップ、ウスターソースなどの製造に成功し、1914年愛知トマトソース製造合資会社(現・カゴメ)を設立しました。

「とまと記念館」は東海市のしあわせ村近くにあり、一太郎が最初に西洋野菜の栽培を始めた場所に建てられています。一太郎の孫 蟹江喜信が私財を投じて建設した2階建てのおしゃれな西洋建築の建物で、現在は東海市から委託を受けた東海市食生活改善推進員と管理栄養士によって運営されています。2階が一太郎を記念した博物館、1階がレストランになっていてトマトにこだわった料理を提供しています。

「カゴメ記念館」は「とまと記念館」から500mほど南にある「カゴメ上野工場」の中にあるカゴメ歴史博物館です。製造に使用した道具や商品などを展示しています。なおカゴメ上野工場はカゴメ初の工場で、今でもカゴメ醸造ソースなどを製造しています。



とまと記念館(東海市荒尾町大城88)


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正門前にあるトマトの石碑:この施設が建てられた経緯などが書かれています。

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2階の博物館では蟹江一太郎の生涯が紹介されています。

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カゴメ上野工場とカゴメ記念館(東海市荒尾町東屋敷108)

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カゴメ上野工場の紹介パネル

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カゴメ博物館では、カゴメ発展の歴史が紹介されています。

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by haru_tsuji | 2020-01-30 16:41 | 東海・大府・豊明・東郷 | Comments(0)