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鳴海八幡宮と例大祭

鳴海八幡宮は、名鉄鳴海駅とJR大高駅の中ほど、緑小学校の南隣にある神社です。境内には御神木の大クスノキがあって樹齢は推定1000年以上と言われています。神社の創建時期は不明ですが、鎌倉時代には記録が残っているので、それ以前から続いていた歴史ある神社であると思われます。

江戸時代 鳴海宿では、成海神社と鳴海八幡宮とが中心となってお祭りを行っていたようです。1700年に両神社で祭礼についての論争が起こり、表方(鳴海八幡宮)と裏方(成海神社)が別々の日に行われるようになりました。現在 鳴海八幡宮では、毎年10月15日に近い土曜日に例大祭が行われ、翌日日曜日に氏子5町内が保有する山車などが旧東海道を練り歩きます。夜には提灯をつけて運行する夜祭も行われます。

なお参考ですが、鳴海八幡宮の社務所は、明治初期 鳴海町庁舎として旧東海道鳴海宿の問屋場跡(現在は緑生涯学習センターが建っている場所)に建てられていたものを移築したもので「登録地域建造物資産」に登録された貴重なものだそうです。




本殿:伊勢湾台風で倒壊してしまったため、現在の建物は再建されたもの

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境内の大クスノキ

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登録地域建造物資産」に登録されている社務所

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鳴海八幡宮前に勢ぞろいした山車:正面の山車は中嶋

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町を練り歩く山車:根古屋・本陣車

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相原町・唐子車のからくり人形<名古屋市指定有形民俗文化財>

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by haru_tsuji | 2019-10-26 20:59 | 緑区 | Comments(0)