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緑区名前の由来/芭蕉との関係

緑区という名前が、松尾芭蕉の俳句に由来しているという話をご存知でしょうか?松尾芭蕉は生涯で4回鳴海宿を訪れていますが、3度目の来訪の1688年、地元の俳人児玉重辰の家で開かれた歌仙と呼ばれる句会に参加しました。歌仙というのは36句を続けて詠むという形式で、その第1句が芭蕉の詠んだ「初秋や海も青田の一みどり」という句です。

芭蕉が句会の主催者重辰へ挨拶がわりに詠んだ句ですが、初秋の鳴海潟や穂の出そろった青田が一続きのみどりとして見渡せるという美しい景観を詠んだもので、この地域の美しさが凝縮された句となっています。みどり区という名前もこの句にちなんで付けられたと言われています。

この36句には「鳴海兆望」というタイトルが付いていて、その記録は古文書として残っています。この古文書は「鳴海眺望歌仙懐紙」と呼ばれ、瑞穂区の名古屋市博物館で大切に保管されているそうです。ちなみにこの句と重辰の作った第2句は、芭蕉の自筆で書かれているとのことです。

緑区内にはいくつか芭蕉にちなんだ句碑がありますが、この句の句碑は成海神社内にあります。目立たない場所ですが、参拝の際に一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか?



「初秋や海も青田の一みどり」の句碑

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句碑は成海神社の駐車場横、東宮稲荷社(成海神社末社)内に建てられています。

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句の中にある「青田」のイメージ写真

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今では開発されてこの辺りが海だったことは、想像するのが難しいですが、芭蕉の時代この一帯は鳴海潟とよばれ大変風光明媚な場所でした。成海神社の近くにある千句塚公園では、芭蕉の句が下記のようなイメージで描かれています。

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Commented by passerby at 2021-05-17 08:57
秋風や ではなく、 「初秋や」 では?
Commented by haru_tsuji at 2021-05-19 09:23
> passerbyさん
ご指摘ありがとう御座いました。私のミスでしたので訂正させて頂きました。今後とも何卒宜しくお願い致します。
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by haru_tsuji | 2019-09-05 13:48 | 緑区 | Comments(2)