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寝覚の里

以前 大高の氷上姉子神社は、古代の英雄 日本武尊(やまとたけるのみこと)の妃 宮簀媛命(みやすひめのみこと)を祀った神社という話を書きましたが、新婚の二人が過ごしたと伝えられている場所が「寝覚の里」です。

氷上姉子神社から西へ500m、東海市との境界近くにあり「寝覚の里」の石碑が建っています。当時海辺にあったこの辺りは潮騒が聞こえ、この音で毎朝目覚めていたことからこの名がついたと伝えられています。

日本武尊は出陣する際、大切な「草薙の剣」を宮簀媛命に託して出発しますが、途中病にかかり亡くなってしまいます。草薙の剣は長年、宮簀媛命に守られ、晩年熱田に遷されて祀られました。これが熱田神宮の起源と言われています。

なお蛇足ですが「寝覚」という地名は隣接する東海市側に残っていて、「寝覚之里公園」も東海市にあります。



寝覚の里:緑区大高町中ノ島19

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氷上姉子神社の記事については、下記リンクをご参照下さい。





東海市側にある寝覚之里公園

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by haru_tsuji | 2019-05-30 20:40 | 緑区 | Comments(0)