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名古屋国際会議場 なんじゃもんじゃの並木道

名古屋国際会議場は、1989年(平成元年)に行われた世界デザイン博のメインテーマ館だった白鳥センチュリープラザを再利用した施設です。館内には、客席3000席のセンチュリーホールやイベントホール、展望レストランなどがあります。2010年にはCOP10(第10回生物多様性条約締約国会議)が開かれ、名古屋議定書が締結された場所としても有名です。現在、県内最大のイベントホール・日本ガイシホールが改修中で来年7月まで閉鎖中のため、センチュリーホールはライブ会場などとしてとても良く利用されています。

この季節、国際会議場の西側の並木道に植えられた「なんじゃもんじゃ」の木も見ごろです。国際会議場北交差点から白鳥庭園までの1.2kmに約250本植えられていています。白いフワフワとした花が咲きますが、遠目にみると木に雪が降り積もっているように見えます。正式名は「ヒトツバタゴ(一つ葉田子)」と言い、長崎県対馬と木曽川流域のみに自生しています。分布がとても限られていて絶滅危惧種にも指定されているそうです。珍しい品種なので、他の土地に持ち込まれた際、名前が分からず「なんじゃもんじゃ」と呼ばれるようになったそうです。なおこの並木道の木はデザイン博の時に植えられたものです。



堀川から見た国際会議場
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中庭にある「幻のスフォルツァ騎馬像」。デザイン博当時東海銀行館に展示していたもの。レオナルドダヴィンチが制作を手掛けたと言われるが、破壊さて現存しない像を、残っていたいたデッサン画などをもとに、最新技術で再現させたものです。

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国際会議場正面玄関

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センチュリーホール

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COP10で議長が使った木槌

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なんじゃもんじゃの並木道

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なんじゃもんじゃの白い花

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国際会議場付近では、最寄の地下鉄駅「日比野」からのアーケードを建設中。国際会議場自体も2023年4月からリニューアル工事が始まるそうです。

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by haru_tsuji | 2019-05-13 15:55 | 熱田区 | Comments(0)