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ネックス・プラザ

 ネックス・プラザは名古屋高速道路公社が運営する高速道路の博物館です。NEXは名古屋高速道路(Nagoya Expressway の頭文字をとったもので、プラザはスペイン語で広場という意味です。この施設は名古屋高速 黒川インター内の黒川ビル1階に作られていて、名古屋高速道路の歴史や運用について楽しく学ぶことができるようになっています。

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 下記が黒川インターの出入口の模型で、ループの中央にあるビルが黒川ビルです。

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<ネックス・プラザ>

 名古屋高速道路公社は1970年設立され、大高線(高辻〜大高間)を皮切りに、都心環状線など路線の拡張が進められました。ネックス・プラザは公社の公報施設として1997年完成しました。

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<名古屋高速の歴史>

 館内では高速道路の建設方法がジオラマで説明されています。柱にあたる橋脚の上に橋げた(自動車の走行面)が乗る構造ですが、橋げたは小さなブロックに分かれていたものを仮設支柱の上で組み立て、油圧ジャッキで押し出す「横どり}という工法で作られているそうです。

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<高速道路建設のジオラマ>

 また名古屋高速には、市内東部と都心部をつなぐ東山トンネルがありますが、このトンネルの工法についても同様に説明されています。

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<東山トンネル建設工法の説明>

 この施設では高速道路上に設置されている本物の標識や非常電話、消火栓、クッションドラム、ETCなど様々な設備が展示されています。

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<可変速度標識>

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<クッションドラム>

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<ETC>

 この施設では子供たちも楽しめるよう交通に関するクイズや運転ゲームコーナーなどがあります。写真撮影用に公社職員の制服貸し出しも行われています。またこのビルの上層階に名古屋高速の交通管制室がありますが、事前に予約すれば管制室の見学もできるそうです。

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<交通に関するクイズや運転ゲームコーナー>

 この施設は入場無料で、年末年始と毎週月曜日(月曜日が祝休日の場合は翌平日)が休館日です。 開館時間は10時から17時までです。



# by haru_tsuji | 2026-02-10 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)

 名城公園フラワーパークで一足早く梅まつりが開催されました。(1月29日〜2月1日)1988年開業以来毎年行われている恒例イベントです。館内に日本庭園風の花壇が作られ、様々な梅の苗がおしゃれに並べられていました。

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 外は寒い日が続きますが、ここは室内で別世界で、暖かな環境で花梅を楽しむことができます。また室内 なので、梅の香りをより楽しむことができます。

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 梅は、白、ピンク、紅など色もカラフルで華やかです。また八重咲きやしだれ枝など花弁や枝ぶりの面白さもあります。

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 一般的に梅まつりは2月の中旬から3月上旬にかけて開かれますが、この梅まつりは開催時期が早いため、早咲きの梅が集められています。また開花時には適度な湿度を保つことが必要なため、このイベントでは毎日つぼみに霧吹きをして、開花を促進させているそうです。

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<フラワーパーク 屋外庭園>

 この日は土曜日でフラワーパークの前ではマルシェやステージショーなども行われ大変賑わっていました。

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<マルシェ>

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<ステージショー>


# by haru_tsuji | 2026-02-05 06:00 | 中区・中村区・北区・東区・西区 | Comments(0)

鳴海城

 今回のテーマは「鳴海城」です。根古屋城とも言い、室町時代の応永年間(1394年~)に、安原宗範という武将によって築城されました。鳴海城が最も注目されたのは、桶狭間の戦いの時でした。当時鳴海城は今川軍の尾張侵攻における最前線で、織田信長は鳴海城の機能を封じるため、周囲に善照寺砦・丹下砦・中島砦を築いていました。

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<NHK 豊臣兄弟!より>

 当時鳴海城は今川の重臣岡部元信が城主で、桶狭間の戦い後も信長に抵抗しましたが、今川義元が桶狭間の戦いで討たれたため、義元の首と交換を条件に鳴海城から撤退しました。その後 織田家重臣 佐久間信盛が城主となりました。

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<佐久間信盛(菅原大吉):NHK 豊臣兄弟!より>

 鳴海城は現在の鳴海城跡公園の辺りにあったようですが、鳴海城跡公園には特に遺構のようなものは残っていません。

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<鳴海城跡公園>

 鳴海城の手がかりになるのは 鳴海城跡公園の東隣にある天神社です。ここには鳴海城跡の石碑と標札が建てられています。標札によると「尾張志には東西 75間(約135m)南北34間(約61m)で、4面に堀跡、本丸と二・三之丸にも堀があった。」と書かれています。

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<天神社>

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<天神社にある石碑と標札>

 とはいえなかなか具体的にイメージしにくい鳴海城ですが、蓬左文庫に「愛知郡鳴海村古城図」という古文書が残っています。この絵図は江戸時代尾張藩によって作成されたものです。この絵図の本丸が現在の鳴海城跡公園付近で 東西と北側に内堀がありました。東側には二之丸があり、二之丸の東側と北側には外堀がありました。この絵図には 外堀の外側に天神社も描かれています。

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<愛知郡鳴海村古城図>

 これらを裏付けるため平成元年(1984年)から平成10年にかけて7度の発掘調査が行われました。但しこの地域はすでに宅地化されているため、道路の拡張工事、旧緑保健所の解体工事、下水管の埋設工事などの際に場所を限定して発掘調査が行われました。その結果堀跡の一部などが発見され、これに基づいて下記のような推定図が作られました。これらの調査結果は 名古屋市教育委員会が「埋蔵文化財調査報告書32 鳴海城跡(第1次~7次)」としてまとめています。

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<鳴海城推定図:現在の地図に鳴海城発掘調査結果を重ね合わせたもの>

 なお鳴海城跡公園の北側に東福院という寺院がありますが、山門に案内板が掲げられていて、山門は鳴海城の廃材を用いたと書かれています。

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<東福院 山門>


# by haru_tsuji | 2026-01-30 06:00 | 緑区 | Comments(0)

めんたいパークとこなめ

今回紹介するのは「めんたいパークとこなめ」です。この施設は明太子の老舗「株式会社かねふく」が運営する明太子専門 テーマパークです。

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 かねふくは辛子明太子の産地として有名な福岡県に本社を置く食品メーカーで、明太子を主力として明太マヨネーズや明太ドレッシングなど加工調味料事業も展開しています。

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<飲食コーナー>

 めんたいパークは、明太子の直売店や飲食コーナーなどがある他、「つぶつぶランド」という子供向けの遊具コーナーがあり、無料で楽しむ事ができます。遊具コーナーは昨年11月にリニューアルされ、すべり台やトランポリンなどが設置されていて、子供たちには大人気です。。

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<すべり台>

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<トランポリン>

 めんたいパークでは製品の販売だけでなく、明太子の製造も行われていて、製造ラインをガラス窓越しに見学することができます。また明太子についての豆知識コーナーもあり、楽しみながら明太子について学ぶことができるようになっています。

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<明太子製造ライン>

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<めんたい豆知識>

 この施設は知多横断道路りんくうICのすぐ近くで、営業は年中無休。営業時間は平日9:30~17:30、土日祝は9:00~18:00です。

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# by haru_tsuji | 2026-01-25 06:00 | 愛知県内(その他) | Comments(0)

 名古屋港ガーデン埠頭で行われた消防局出初式で1935年(昭和10)製造のベンツ製はしご車が復活しました。出初式終了後は、ベンツはしご車の試乗会も行われ、多くの人が行列を作りました。

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<ベンツはしご車試乗会>

 ベンツはしご車が導入された当時は、国内の自動車産業がまだ黎明期で、ガソリン車の消防車はもっぱら輸入車でした。また1933年(昭和8)に名古屋市役所本庁舎が建設されるなど、高層火災への対応へのニーズが高まった時期でもありました。

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<はしご車 後面>

 今回復活したはしご車は国内で現存する唯一の車両です。排気量7544CC、95馬力で、はしご長は30m。価格は72、500円で現在の価格に換算すると1億から2億円ぐらいです。かなり高額だったため、市や県だけでは予算が足りず、高層建築物関係者の寄付にかなり頼ったようです。導入後高層火災の切り札として活用されましたが、1968年(昭和43)老朽化のため退役しました。以後消防学校の教材として標本模型となりましたが、2016年(平成28)消防局と中日本自動車短期大学が協定を結び、修理を行うことになりました。

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<車体に付けられた「中日本自動車短期大学」の旗>

 中日本自動車短期大学は 岐阜県加茂郡にある日本随一の自動車整備士養成大学です。このはしご車の修理は大変難航したそうですが、手探りで部品製作や調整などを行い、約10年間をかけて走行試験に成功しました。

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 今回は修復後、初披露となりましたが、今後は展示などの静態保存を前提に、防火・防災指導の普及啓発の一助となる活用方法が検討されているそうです。

# by haru_tsuji | 2026-01-20 06:00 | その他 | Comments(0)